三面川の鮭 塩引き鮭
越後村上は鮭の町。
三面川を遡上する鮭を、伝統の居繰り網漁、テンカラ漁、ウライで仕留めます。
余すところなく、頭の先から、しっぽの先まで、いただきます。
先人の知恵が活きる地元村上の味、塩引き鮭、氷頭なます、鮭の酒ひたし。
居繰り網漁
伝統漁法の居繰り網漁は、例年10月半ばから12月上旬まで。
毎日午前9時からと午後2時からの2回行われます。
川舟を操り、網で鮭を捕獲する伝統漁法です。
三面川鮭産漁協第三ふ化場近くや鉄橋近くの河原から眺められます。
三面川を遡上する鮭
鮭が遡上し始めるのは、10月ごろと言われています。
本格化する、11月下旬から12月10日頃までが、お勧めの時期です。
三面川鮭産漁協第三ふ化場近くの河原から、遡上する鮭の姿を間近に見ることができます。
ウライ
10月半ばから12月上旬まで。
川幅いっぱいに「ウライ」と呼ばれるヤナのようなものをつくり、遡上してくる鮭を捕まえます。
三面川鮭産漁協第三ふ化場近くです。
テンカラ漁
11月から12月上旬頃まで。
鮭がかかったその瞬間、機敏な動きで釣り上げます。
大きな鮭がたった一本の竿で釣り上げられる感動があります。
越後村上 鮭塩引き街道
12月1日から20日頃まで。
庄内町地区を中心に、各家庭の軒下に、塩引き鮭が吊るされます。
屋根に少し雪が積もると、さらに雰囲気が増します。
鮭の酒浸し(さけのさかびたし)
塩引き鮭よりもさらに長い期間、軒下に吊るされてできあがります。
硬くなった身を薄くスライスし、地酒を振りかけ、好みの柔らかさで召し上がる、村上の珍味です。
瀬波ビューホテルでは、当日注文可能な追加料理としても、ご用意いたしております。